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徒然 : 英語について

久々に英文を見たので、日々英語に触れていた時のことを
思い出してみました。


本館の日記でも触れてますが、数年前は何度かアメリカへ
出張しておりました。 (トータルで半年以上)

その時に覚えた知識を3つほど。



Maybe(かもしれない もしかしたら たぶん)の感覚的な使い方

 I think maybe it will be so.

 辞書的な訳
   もしかしたらそうなるかも知れない。

 現地感覚で
   まぁ、ほとんどないとは思うけど、そうなる可能性もちょっとくらいはあるかもね。

 望み薄な時に使うのが現地感覚みたいです。





●ファーストフード店で、お持ち帰りしたいときに返す言葉

 Take out.
   持ち出すんでよろしく。
   (最悪、注文しておいてお金払わずに持ち去る、て意味に取られる)

 To go.
   お持ち帰りでよろしく。

 Take out も辞書ではお持ち帰りの意味で載っていて、さもアメリカで主流な
 英語のように書いてますが、実際のところ、この用法はアメリカではマイナー。

 To go が一般的です。

 ただ、外国人慣れしている店員に当たった場合は Take out でも通じます。

 逆に外国人に不慣れな店員に当たった場合、Take out は通じません。
 露骨に、「は?」と言う顔をされる場合もあります。 というか、ありましたし。
 (どこへ持ち去ろうというんだ、こいつは……と思われてしまうかも)

 辞書の英語と、生の英語の状況がちょっと離れた例です。
 辞書の英語がそのまま通じない例はまだまだあるかも知れませんね。

 ※ちなみに、店の中で食べて帰るなら Here で。



●あと、渡米後すぐ教えてもらった地名に関する言葉

 San Jose という地名。

 パッと見て、

  「サンジョーズって何だろう」

 と思っていましたが、カタカナで書くならば

  「サンノゼ」

 が正解。
 ああ、そっちなら聞いたことあるかも、とか思ったり思わなかったり……。

 スペルから発音が想像出来ませんでした、はい。



●余談

 スペルで思い出しましたが、韓国のローマ字表記って、
 n の付く言葉の後ろにはかなりの高確率で g が付きますね。

 Samsung (サムスン。三星) とか Hyungdai (ヒュンダイ。現代)のような
 会社名しかり、

 Yongsan (ヨンサン。龍山) とか kyongbuk (キョンボックン。景福宮) などの
 地名もしかり。

 へぇ、変わってるなぁ、と思われがちですが、アメリカ人から見ると、
 日本で使われているローマ字表記も同じようなもの。

 例えば。

 「山梨」という言葉をローマ字で書く場合、

  「Yamanashi

 と書きます。 道路標識のローマ字もこうでしょう。

 ですが、アメリカ人に代わりにこれを書いてもらう場合
 「Yamana」まで書いた時点で筆を止め

  「ヤマナシのシは、shi なの? si なの?」

 と聞かれる場合があるかも知れません。
 (実際にアメリカでは、名前を書くときに聞かれていました)

 日本の道路標識では「shi」が一般的ですが、これが一般的と
 思い込んでるのは日本人くらいかも知れなくて、他の国から見たら

 へぇ、変わってるなぁ、と思われてるかも知れないのです。

 知れない、と書いてるのはこの用法は日本限定というわけではないので
 他の国でも使われている可能性もある、ということから。

 ただし

  「他の国でも shi は当たり前!」

 と思っていると当たり前じゃない方が多いというオチが待っている……?



(by TYakk)

※4月3日修正

1ヶ月ほど経ちましたが、本日韓国の仁川空港から水原へ移動するバスの中で、
現代(ヒュンダイ)は Hyungdai ではなくて Hyundai であることに気付きました。
あいたた……。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by dincb_temproll | 2006-03-10 22:08 |  ■徒然

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