徒然 : 読みやすい書き方

ちょっと趣向を変えてみます。



今日は、以前小説を書く時に参考にした、イェンさんという
プロのライターさんの記事より抜粋&僕なりに注釈を入れてみます。

(以前、本館の方でこの方のHPへリンクしていたのですが、
 いつの間にやらHPがなくなってました……)

縦書き小説を前提にしているため、インターネットなど横書きの文書では
この規則通りにしない方がよい部分もあるのですが、ほとんどの部分で
この規則は参考になると思われます。

僕も、書き方は大部分で参考にしました。

(なぜ、「規則」かというと、出版業界ではこうだから、という理由です)



(追記)
 なぜこの記事を書いたかというと、インターネット上には数多くの小説が
 公開されており、それらは内容はとても面白いにも関わらず、この辺の
 基本ルールをおざなりにしてしまっているものをよく見かけてしまうので、
 どうしたもんだろう……と首を捻ることがあるからです。






■原稿は印刷された状態と同じ字詰めで書く

 文庫本の1頁の平均、40文字×16行を目安として頁数をカウントする



■行頭にきておかしい文字は禁則処理をかけて行末欄外にぶら下げる

 句読点( 「、」「。」 )などはぶら下げる



■行末にきておかしい文字は禁則処理をかけて次の行頭に追い出す

 括弧前側( 「 )などが行末に来るなら次行頭へ持ってくる



※できるだけ、禁則処理を使わない

 上記2つの処理が出来ない印刷会社もあったりするので



■改行後の行頭には全角スペースを必ず入れる

×
「それはどうかと思う」
彼はそう言った。


「それはどうかと思う」
 彼はそう言った。



■括弧記号が行頭にくる場合は、全角スペースの空白を入れない

×
 「こうではなくて?」


「こうだっ」



■台詞が終わる時の鉤括弧には句点「。」を入れない

×
「小学校の作文の授業ではこう習いました。」


「出版業界ではこっちでお願いします」



■「!」「?」の後には空白のみを入れる

×
なに!そんな馬鹿な!


なに! そんな馬鹿な!



■ただし、括弧の後側が直後にある場合は空白も入れない

×
「そんなことはない! 」


「そんなことはない!」



■「!」と「?」の組合せは必ず「!?」にする

×
そんなばかなっ!?

××
そんなばかなっ?!


そんなばかなっ!?

 (ただし、これは縦書きが大前提。
 縦書きの場合、全角で「!」「?」を続けると変になるから)



■「!」と「?」は無駄に連続させない(できるだけ)

×
かーめーはーめーはーっ!!!!


たけやぶやけた!!

 (前項目と同じ理由で横書きならば全角で良いと思われます)



■「……」は「・・・」にしない

×
なんと・・・。
 (これはネオ・アトランティスなど、言葉を区切る中黒という記号です。
  プロの作家で、・・・としている人はまず存在しないと思って下さい)
 (というか、編集から嫌われるので原稿が採用されない……)


なんと……。
 (こちらが正解。3点リーダー)



■「――」は「--」にしない

×
それは--


それは――



■「……」と「――」は2マス分だけにする(できるだけ)

×
なんと…。

×
なんと………。


なんと……。



■英字は全て半角。英字中の区切りも半角スペースを使う

 (ただし印刷会社によっては、大文字を全角、小文字を半角で
 指定される場合もある)



■数字は漢数字。年号の場合は桁表記を省略する

 六四三一〇五   ……年表記
 六十四万三千百五……それ以外
 六四万三一〇五  ……数字が多く出る場合

 (ただし、縦書きが大前提です。インターネット等横書きの文書の
 場合は、アラビア数字も使って、64万3105などとする方が
 読みやすいと思われます)



以上です。まだあると思いますが、とりあえず。

(by TYakk)
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by dincb_temproll | 2006-03-06 22:46 |  ■徒然

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